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深刻な克誠不足

さっきお母さんが呼んでたから何事かと思って行ったら、

「きなしちゃん、この人! ゲイの漫画家だって!

だからどうしたというのですかお母様(菩薩顔)。
家族にもこの扱いです。ちょっと自分のオープンすぎる性格見直したほうがいいんじゃないかなって思ったけど、まあ今さら感。きなしえんじゅです。

ちなみに、母は闇聖読破しているので、克誠ちゃん通じます。

「あー、誠ちゃんが小さい頃知ってるからね、あの人」
「そうだっけ?」
「そうそう。誠ちゃんが小さい頃に、楠木家に三日ばかり泊まってる」
「へー、その頃からいじめてんの?」
「いや? ブランコ押してくれたらしいよ。優しいお兄さん(笑)だって」
「えっ、似合わない」

母子で有田disるきなし家。

「いやいや、だからあの人、根は優しいんですって」
「うそー。アヤさんの命令とかでしょ、絶対」

克誠の方、これが克誠脳じゃない人の感じ方です。
克誠だと思って読むから、あれもこれもおかしく見えるんです。きっとそうです。

「いやでも後輩組に肩入れしてんのも、なんだかんだで有田じゃん」
「えー、でも優しいイメージない」

イ メ ー ジ な い 。

こんなに的確に有田のこと抉る言葉ないと思いました。
実際はどうあれ、イメージがないとこういう認識になるんだよ、有田!
普段の行いって大切だね!