「闇に歌えば」と「黄泉のはばたき」全部データベースにまとめたよー! よくがんばった! よくがんばったよ私!
明日は青い翅……と見せかけて、せっかくのお休みですし、書くほう頑張ろうと思います。データベースは少しずつ、な。
それにしても、闇歌一巻だけでこんなにあったよ。克誠ちゃん。
男の目から見ても惚れ惚れするような美形(…「闇に歌えば」P99)
久し振りに見る彼の顔は、やっぱりエキゾチックできれいで皮肉っぽい。(…「黄泉のはばたき」P234)
ラテン男の反応は、ちょっと見物だった。
「アヤさんの……!?」
いきなり、わっしと誠志郎の肩を掴んで引き寄せた。間近に迫ったその顔に、つかのま、様々な反応が浮かんでは消える。誠志郎も大口を開けて呆然と彼を見つめながら、なんとなく、なんとなく、以前にも――ずっと昔にも彼と会ったことがあるような気がしてきた。
あれはまだ小学生のときだ。祖母を訪ねてきた中学生。二、三日泊まって、祖母に何やら教えを乞うていた。いつもは同業者を嫌う祖母が、
「若いしねえ、ハンサムだし、先が楽しみだよ」
などとはしゃいでいたものだ。
祖母の講義の合間、公園でブランコをこいでもらったのを覚えている。優しいお兄さんといった感じだった。(…「闇に歌えば」P129)
「だって、あんまり坊やがかわいくて」(…「黄泉のはばたき」P173)
(もう一度文化庁に行ってラテン男たちにすがった方がよくはないか?)(…「黄泉のはばたき」P191)
もう果てしなくいろいろツッコみたい。
まあ克也は安定の克也だったけど、結構驚いたのは一番最後に抜き出した誠ちゃんの台詞。
あれだけ溝口さんのほうが感じがいいの邪険にできないの好感が持てるのと言ってたのに、真っ先に思い浮かぶのは克也なんだ。
とか、ちょいちょい真顔になります。うーん、そうかあー。