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途方もない

四畳半というのは、私にとって狭すぎるのか、広すぎるのか。
収納の少なさを嘆くべきなのか、これ以上物を溜めてから片付けることなんてできないだろうと思うべきなのか、わかりません。きなしえんじゅです。

なんだかんだで少しは片付きました。まだまだごちゃごちゃしているので、すっきりお片付け終了~! なんてわけにはいきませんが、とりあえず人類が生存できる部屋です。
前途多難ですが少しずつ快適な環境にしていこうと思います。
昨日よりも今日。今日よりも明日。明日より未来。

さておき。

「妖怪ウォッチ」って作品、最近流行ってるじゃないですか。
妖怪好きとしては、世の中の注目が妖怪に集まるのが嬉しい一方――内容を見ると、なんだかなあって気持ちになっています。

妖怪とはなんぞや。

なんて、そんな難しいこと、私にわかるわけもないんですけどね。
個人的には、やっぱり恐ろしく思うということは重要だと思います。
それが妖怪というものが生まれた理由だと思うので。

以下は、「知れば恐ろしい日本人の風習」別窓)の序文からの抜粋。

おどろおどろしく語りかける古代の神話や地方の民話、そして一見、意味のないような風習のなかに、実はその不気味さによって、私たち人間の生命を守る安全装置として機能してきた事実は意外に多い。川淵の河童に奥山の山姥、そして村に伝わる不思議な掟の数数……。これらは現に、里に住む人々を身近な危険から遠ざけ、守ってきた番人役であった。これこそ古来、日本人が無意識のうちに直感し、築き上げてきたひとつの智恵と呼ぶことができよう。

これだと思うんですよ。
妖怪の多くは教訓を持って生まれたと思うんです。
それを正しく伝えるには、驚かせたり怖がらせたりというのも重要で。その恐怖が行動を戒める「信仰」になるんですよね。
そこを抜きに妖怪を名乗ってほしくないなあ、なんて、妖怪好きとしては思ってしまいます。

まあ、あれです。妖怪ウォッチで妖怪に興味を持った子が1000人いたとして、そのうちの2~3人が本物の世界に足を踏み入れてくれればいいなって思ってます。

闇聖広報誌第二弾

脱稿しました。

第二弾のお題は「お気に入りシーン」。
今月末に頒布開始予定ですので、お楽しみに。

カードキャプターさくら原画展

今日は姉夫婦が帰省していたのですが、特に書くことも起きなかったので昨日の話でもしようと思います。
部屋の片付けは進んでいません。きなしえんじゅです。

昨日の話になりますが、初詣のついで(……なのか、こっちがメインだったのか)に、東京スカイツリータウンにて開催中のカードキャプターさくら原画展に行ってまいりました。

な、なつかしい……。

きなしはカードキャプターさくらを、なかよし本誌で読んで育った世代です。
ほとんどの原画が当時のカラー扉や付録として使われたイラストで、「あー! これ持ってたー!」とか、「見たことあるー!」とかのオンパレード。
印刷ではただの白い点にしか見えなかった点描も、原画で見ると修正液を使って描かれていることがわかったり……アナログならではの画材の使い分けがはっきりと見てとれて、本当に「来てよかった」と思いました。

東京でもまだ少しの間やっていますし、名古屋、大阪でもあるようなので、さくらちゃんに思い入れのある同世代の方は、ぜひどうぞ。
私は全会期が終了した頃に画集発売の告知があるんじゃないかと、今からお財布の紐をゆるめて待っています。

ゆうぎりさまの闇聖アンソロ第14弾の募集がはじまりました。
頑張って参加……できたらいいな。できればいいね。