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残響のテロル

まるまる一期前のノイタミナの話題を今さら。
「残響のテロル」、よかったです。わりとハマって見ていました。

8話まではね!

それでも応援の意味を込めて、BDは全巻買うつもりでいます。きなしです。

このアニメ、何がいいって環境音の細やかさなんですよ。
屋内のシーンでも窓の外の雑音がちゃんと入ってるんです。蝉の声とか、特急列車のホワイトノイズとか。細部をきちんと作り込んでいるので、リアルに感じるんですよね。こういう作品は、個人的には好きです。

残念だったのは後半の失速。
未見の方に先入観を持たせては申し訳ないので、深くは語りませんが、主人公の望みがちょっとブレてしまった(がゆえに、主題がぼやけてしまった)ように感じました。

主人公に初志貫徹させるというのは、物語上、やはり大切だと思います。
※もちろんそうでない場合もあって、それは物語の途中で「主人公が考えを改める」場合なんですが。テロルの場合は、法に背いてはいましたが、主人公たちは最後まで自分たちが間違っているとは感じていなかったように思います。

リメイク案はあるので、プロットだけでも直してみたいなあ、と考え中。
もちろん公開はできないので、自分の修行用なんですが。

そんな時間あるわけなかった。

そんな「残響のテロル」、12/24からノイタミナ見放題プランに追加だそうです。
月350円で全話(もちろん他のノイタミナ作品も)見れるので、興味のある方はぜひ。菅野よう子さんの音楽が美しいです。

鬼と物書きは人に見えぬぞよき

先週、久々に日記を更新したのが水曜だったんですねえ。
日付が変わったのでもう火曜です。まさに光陰矢の如し。

数年ぶりにサリンジャーとヘミングウェイの短編を読みました。

実はそれほど海外文学が好きじゃなくて(翻訳物って全体的に文章のリズムが悪くありませんか?)、この二人の他は、せいぜいドイル、エラリイ・クイーン、チェスタトンみたいな有名どころの推理小説しか読まないんですけども、ブックオフで見つけた「ナイン・ストーリーズ(新潮文庫)」が野崎孝訳(「ライ麦畑でつかまえて」の訳者です)だったので、読み返したくなってしまって。
「バナナフィッシュに最適な日」を読んだら、「キリマンジャロの雪」を読まずにはいられないバナナフィッシュ脳です。私は。短編集だったこともあって、この二つの短編が収録されている二冊を一気に読んでしまいました(笑)

作品の完成度としてはヘミングウェイの方が上かな? なんてことを思いながら、やっぱり好きなのはサリンジャーでした。徹底して作品を飾らない人ですね。
作家のことなんて知らなくていい。作品として書いてあることがすべて。という彼の姿勢が、とても好きです。

鬼と女は人に見えぬぞよき。ならぬ、物書きは人に見えぬぞよき。
でしゃばらず、真面目に作品を発表していきたいと思います。

そんなことを言っていたら、今日の日記はかなり真面目になってしまいました。うーん、いかんな。次回はちゃんと笑えるような内容で!

何の成果も得られませんでした

認めたくないものだな……SDカードが読み込めないということを……。
データがすっかり消えました。人生いつだってネタまみれ、きなしです。

これが一ヶ月くらい前の話で、実は今まで「元気があれば何でもできる!」と思って復元してたんですけど、残りの日付を見て思うわけです。さすがに無理です。
今年からコバルトの投稿規定が変わり、オレンジ文庫も発足して、是非とも投稿したかったんですけどねえ。つらい。まあフンドシ締め直してまた一年頑張ります。

11月16日にメッセージくださった方、返信不要とのことでしたが、報告だけさせてください。
メッセージ読みました。ありがとうございました。