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文化庁取材録・第一回

行ってきました、虎ノ門。

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と言っても、初めて行ったのはどれくらい前になるかしら。
闇聖に再燃して間もない頃なので、たぶん二年……とか、もうそのくらいにはなると思います。

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銀座線のホームは薄暗く、どこかレトロな雰囲気。
誠志郎は毎日ここを通って文化庁に向かっているんですねー。

誠志郎の利用路線ですが、地下鉄虎ノ門駅に乗り入れているのは銀座線一本だけなので、まず銀座線は確定です。
加えて、「黒焔の呪言」に最寄駅から中央線に乗って通勤している描写がありますので、最寄駅から中央線に乗って神田駅で銀座線に乗り換え、虎ノ門に向かうルートを通勤に使っている可能性が非常に高いです。

では、誠志郎の最寄り駅について、さらに絞り込んでみます。

中央線に乗って文化庁に向かっていた誠志郎が、安芸のドッペルゲンガーを見て電車を飛び降りる場面について。
コバルト版では駅の名前がボカされていますが、スパファン版「黒焔の呪言」ではこのように書かれています。

「だって、一昨日が水道橋、昨日が麻布、今朝は吉祥寺っていうふうに、どんどん西に進んでるんですよ」

つまり誠志郎の最寄り駅は、吉祥寺以西であるということになります。

続けて、訂正が加えられたコバルト版の台詞。こうなっています。

「だって、一昨日が水道橋、昨日が麻布、今朝はもよりの駅のひとつ先っていうふうに、どんどん……」

これを真に受けて吉祥寺駅のひとつ手前と考えると、誠志郎の最寄り駅は「三鷹」ということになりますね。
ただ、三鷹には「白木蓮の満開の夜」に出てくるようなデパートがないので、残念ながら単純にボカシを入れただけのように思います。
あのあたりの西東京に住んでいることは間違いないと思いますが。


脱線しすぎました。取材録に戻ります。


改札を抜けて近代的なコンコースを歩き、

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エスカレーターを上ると、

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目指す文化庁が見えてきます!
(後ろの煉瓦の建物が、旧文部省庁舎ですよー)

【第二回へ続く】

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