コバルト1月刊(12月26日発売)に「鬼舞」が登場。
サブタイトルが「安倍の姉妹」ということで、新刊情報が出て早々に「ついに安倍兄弟が女装か!?」とツイッターのTLがざわついていたのですが、コバルト公式ブログに書影が到着して、私はさらにぶったまげました。(別窓)
まるで少女小説のようだ……。 ※少女小説です。
この表紙を見て、どこの誰が、実は二人とも男で、中身は(表紙で)男の格好をしているほうが女装をする話だと思うでしょう。
さすが瀬川貴次作品です。期待を裏切りません。
カバー初見が書店じゃなくて本気で良かったと思いましたね。
表紙でこんなに笑えるなんてずるいと思います。これはしばらくぶりにAmazonレビューを書きに行くしかないかしら。
そうそう。知り合いのほとんどに察されてたんですが、闇歌新装版とコバルト公式アンソロ2にレビューをつけている帰蝶は私です。
「瀬川貴次」をインターネットで検索すると、わりとあっさりうちのサイトも登録している瀬川貴次目録がヒットするもので……。このサイト自体は検索除けをかけているのですが、一般のファンの方が何かの拍子に辿りついちゃって、名前でレビューと結びつけちゃったら、いい気がしないかなあって思ったんですよねえ。
まあ、瀬川作品愛読してる人で、「腐った目で読んでんじゃねえよ気持ち悪いな! 腐女子は死ね!」って思ってる人も、よく考えたらいないんじゃないかと思わなくもないです。
そんなことより克也びいきがひどいのが問題ですか。そうですか。
話は変わりますが、現在、千葉県は佐倉の国立歴史民俗博物館にて「中国・四国地方の荒神信仰-いざなぎ流・比婆荒神神楽-」(別窓)の展示が行われています。
有田さんのモデルであるいざなぎ流太夫関係の展示ですので、「水底からの声」の雰囲気を生で体感したい方はどうぞ。御幣の展示もあります。
いざなぎ流についてはアレコレ勉強していることもありまして、私は都合四回行ってきました。というか、いまだに写真を撮りはぐっているので、会期中にもう一度行く予定です。五回行きます。阿呆です。
歴博に行くのは小学校の校外学習以来だったのですが、物がわかるようになってから行くと博物館って面白いものですね。
特に国立歴史民俗博物館は、昨年のリニューアルに合わせて民俗学の展示を行っている第四展示室に「おそれと祈り」というコーナーが設けられまして、妖怪やら霊能力やらが好きな人間にはたまらない場所になっています。
売店で売られている妖怪ストラップ、あんまりかわいかったので河童を買ってきてしまいました。今度行ったら俺、瀬川先生の分も買ってくるんだ……。