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あれ? え?

誠ちゃん、「水底からの声」で克也呼びしてたのは把握してたけど、黄金色の黎明でも「克也だ!」って言ってるの!? え!?
すぐに確かめたいけど、今闇聖はお兄ちゃんの家なんだギリリ……

これを知った瞬間、小学生時代の誠ちゃんは有田さんのことを「克也」呼びしてた説を確信いたしました。

小学生男子って、だいたい友達のことをあだ名で呼んでますよね。
歳上のお兄さんには、「くん」を付けてしゃべってるイメージ。
有田は15歳、中学三年生の終わり頃って感じでしょうから、同級生からは「有田」または「克也」で呼ばれてたのかな、と予想しています(もっとも、故郷の事情をリアルに考えると、同級生いるのかどうかも微妙ですが……)。

「克也くん」
とか、久しぶりに呼ばれて、恥ずかしかったのかなー? そうなのかなー?

恥ずかしがって「克也でいい」とか無愛想に言ったんじゃ、ねえの!?

そんで、昔の誠ちゃんは、「克也」って呼ぶことにしたんじゃ、ねえの!?

原作で言及されてないだけで、有田に意地悪されるたびに、その頃のことを思い出しては「昔はもっと優しかった」とかむかむかしてるんじゃ、ねえの!?

大好きなお兄ちゃんから、感じの悪い先輩になり、同僚として付き合っていくうちに根っこの優しさは変わっていないことに気付くとか……あかん、それ好きになってしまうパターンや。

誠ちゃんはね、有田の不器用な優しさをどんどん理解していって、むかつく台詞にも全部副音声が付くようになればいいと思います。
「手間をかけさせるな」とか「目の届くところにいろよ」とか、全部あなたのこと心配で言ってるのよ、誠ちゃん! 気付いて! 気付いてあげて!

そろそろ気付いてあげないと、克也かわいそう!

心の中では「克也」呼びのままなのに、(昔みたいに呼んだら馴れ馴れしいよなー。嫌がられるかもなー)って考えて、ずっと「おまえ」とか「あんた」とか呼んでたんだとしたら、私は爆発します。